2016/12/07 10:44:24

VirtualBoxでホストに挿したUSB機器をゲストマシンで使う方法

目次(クリックするとジャンプします)
  • 1:USB機器が使いたいでっす
  • 2:VirtualBoxでUSB機器を使うための作業
  • 2.1:グループへの追加
  • 2.2:エクステンションパックの導入
  • 2.2.1:ArchLinuxの場合
  • 2.2.2:Ubuntu・Debian・Windows・Macなどの場合
  • 2.3:USB機器を追加する
  • 3:補足・ハマったポイント
  • 3.1:USB機器は先に挿しておく
  • 4:まとめ

USB機器が使いたいでっす

VirtualBoxでホストマシンに挿しているUSB機器を使えないものかなと思っていたのですが、使えるんですね。

やり方は難しくありませんでした。

今回の記事ではVirtualBoxでホストマシンに挿しているUSB機器を使うための方法を紹介・説明します。

VirtualBoxでUSB機器を使うための作業

グループへの追加

まず作業ユーザ(VirtualBoxを起動するユーザ)をvboxuserグループに入れる必要があります。vboxuserはVirtualBoxがインストールされたときに作られる作業用グループです。

以下の様にしてグループに追加します。[username]は作業ユーザ(VirtualBoxを起動するユーザ)の名前を入れてください。

$sudo gpasswd -a [username] vboxuser

エクステンションパックの導入

そして、VirtualBoxにエクステンションパックを導入します。

エクステンションパックは便利なドライバなどを追加して、VirtualBoxの機能を拡張するために使われます。

VirtualBoxは通常でもUSB1.0は使えるようなのですが、USB2.0以上になるとエクステンションパックが必須のようです。

ArchLinuxの場合

@MINOはdebianからArchに環境を乗り換えたのですが、Archのコミュニテーリポジトリ(AUR)にエクステンションパックがありました。

virtualbox-ext-oracle

@MINOはAURからインストールするときにヘルパー(Yaourtなど)を使っていませんので、バカ正直にPKGBUILDを確認してからmakepkgコマンドでコンパイルしています。

virtualbox-ext-oracleの右側のメニューーの「スナップショットのダウンロード」からtarボールファイルを任意のディレクトリにダウンロードします。もちろんwgetなどを使用してもokです。

arch

$ mkdir ~/aur

ダウンロードできたらディレクトリに移動して、

$ cd ~/aur
$ tar -xvf virtualbox-ext-oracle.tar.gz

解凍します。

出来上がったディレクトリに移動して、PKGBUILDを確認します(@MINOは惰性でインストールしないように癖づけしています)

確認したら、makepkgでコンパイル・インストールします。

cオプションは自動的にビルド後に要らなくなったファイルを消去、iオプションはコンパイル(パッケージ作成)から続けてインストール、sオプションは依存パッケージの自動解決です。

$cd ~/aur/virtualbox-ext-oracle
$makepkg -cis

Ubuntu・Debian・Windows・Macなどの場合

もしお使いのシステムのリポジトリにパッケージがなければ、オラクルのサイトからダウンロード可能です。

Oracle VM VirtualBox

ダウンロードされるファイルはVirtualBoxのエクステンションパックの形式のようで、解凍なしにそのままでVirtualBoxにプラグできるようです。

VirtualBoxのメニューのファイル→環境設定を辿ってください。ダイアログがでますので、先程ダウンロードしたエクステンションパックを指定してプラグしてください。

arch7

Archでもこの方が楽かも。

ともあれこれでエクステンションが入りました。

USB機器を追加する

ここまでできれば後は、一旦システムを念のため再起動してください。USB機器の認識に若干不具合が出る場合があるようですので、後述の「USB機器は先に挿しておく」もお読みください。

USB機器の設定は、仮想マシンの[設定ダイアログ]から[USB]です。

arch4

ここで右側のプラスマークのアイコンをクリックすると認識されているUSB機器の一覧が出るかと思います。必要なUSB機器を選択してください。複数機器使う場合は、一個一個選択して加えていきます。

これでゲストマシンの方で、ホストに挿されたUSB機器が使えるようになっているかと思います。

ゲストマシンのシステム上で各種コマンドやGUIを使って、USB機器が認識されているか確認してみてください。

補足・ハマったポイント

USB機器は先に挿しておく

@MINOの環境での挙動だったら申し訳ないのですが、どうやらパソコンを起動した後に挿したUSB機器はVirtualBox側で認識してくれないようです。

もし、グループ追加とエクステンションパックの導入をしてあるのに、USB機器が使えるようにならない場合は、パソコンに予めVirtualBoxで使うUSB機器を挿しておいてからパソコンの電源を入れてみてください。

@MINOの場合はそれでVirtualBoxがUSB機器を認識してくれました。

まとめ

VirtualBoxでホストに挿したUSB機器を使う方法

  • vboxuserグループにユーザを追加する
  • エクステンションパックをインストールする
  • 認識されたUSB機器を仮想マシンに設定する
  • ゲストOS側で認識されているか確認
  • うま〜