2015/02/03 13:36:32

NetBeansIDE8.0.2でpythonを使う為の4つのステップ


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目次(クリックするとジャンプします)
  • 1:pythonを使ってみたいです。NetBeansIDEで。
  • 1.1:公式サポートはないが…
  • 2:NetBeansIDEからpythonを使う為の4つのステップ
  • 2.1:1.pythonのインストール
  • 2.2:2.Python4NetBeans802のダウンロード
  • 2.3:3.pythonのパス設定
  • 2.4:4.NetBeansIDEからpythonで"Helloworld"
  • 3:まとめ

pythonを使ってみたいです。NetBeansIDEで。

日本ではRubyの方が人気なのだそうですが、欧米ではpythonもなかなかの人気だそうです。最近新たにpythonを始めようと思い立ち開発環境を考えていたのですが、愛用しているNetBeanIDEでpythonを扱える事が判りました。

公式サポートはないが…

NetBeansIDEではバージョン7あたりから公式にはpythonをサポートしなくなったようです。この経緯については詳しく知らないので説明することはできないですが、ともかく8.0系統でpythonは公式サポートではないということです。

しかし、NetBeansIDEのコミュニティーでpythonを使う為のプラグインが開発されており、それを使えばNetBeansIDEでパイソニング[誰によって?]ができてしまうということです。なるべく開発環境を分散させたくない@MINOのような人間には、ありがたいです。

という訳で今回はNetBeansIDE8.0.2でpythonを使えるようにするまでのステップを説明したいです。申し訳ないことに@MINOの環境はwindowsなので、windowsの場合での説明となります。

NetBeansIDEからpythonを使う為の4つのステップ

1.pythonのインストール

python

※もうすでにpythonをインストールしている人はこの作業をする必要はないです。まだインストールしていない人だけ必要な作業です。

まず当然だがpythonをインストールする必要があります。python公式ページにアクセスして自分のOSに合ったpythonをダウンロードしましょう。

pythonには現状2.x系と3.x系の2系統が存在していますが、2.x系は過去のサポート用ということらしく、これ以上のメジャーリリースは無いとのことです。今後は標準ライブラリも3.x系に合わせて開発されるそうなので、これからpythonを始める人は3.x系で問題ないだろうと思います。

ダウンロードページは以下(おそらくOS判定をしているページなのでMacの人はMac用のダウンロードリンクが出るのだと思いますが、念の為ちゃんと確認してほしい)この記事執筆時点では3.4.2が最新バージョンです。

ダウンロードしたら、さっそくインストールです。windowsの場合はmsi形式になっていますので、インストールは簡単です。ダブルクリックすればインストーラーが始まます。 特に設定などは変える必要は無いと思うので、画面の指示どおり進めば問題ないと思います。

python

デフォルトでpythonはwindowsの場合C:ドライブ直下にpythoh34といったフォルダでインストールされているはずです。(申し訳ないがMacでどのようにインストールされるかは、説明ができないです。)

2.Python4NetBeans802のダウンロード

Python4NetBeans802プラグインは、NetBeansIDEのプラグインメニューからではなく、NetBeans公式サイトのPluginページからダウンロードする必要があります。ダウンロードは以下。

netbeanside

Zip形式ファイルでダウンロードされるので、解凍しておいてほしいです。

NetBeansIDEを起動して、メインメニューの「ツール」→「プラグイン」を選択。プラグインダイアログが出たら「ダウンロード済み」タグを選択して、「プラグインの追加ボタン」を押して、先ほど解凍したプラグインフォルダの中身のファイル(10ファイルあるはず)をすべて選択して、「インストール」ボタンを押す。

netbeanside

netbeanside

インストール途中、署名の警告がでるが、そのままインストールして構わない(もちろん署名の無いプラグインをインストールするのが嫌だという人はここでインストールを断念するしかない)

netbeanside

プラグインのインストールが終わったら、念の為NetBeansIDEを再起動しておきましょう。

3.pythonのパス設定

NetBeansIDEの新規プロジェクトを開くと、pythonプロジェクトテンプレートが追加されているのがわかるかと思います。

netbeanside

しかしプロジェクトを新規しようとすると、赤文字で警告が出ていて新規することができないはずです。これはpythonにパスが通っていないためです。パスを通す設定をしましょう。

netbeanside

Python Platformの右側に「Manage」ボタンがあると思うのでクリックします。

netbeanside

Platformsという縦長の欄の下側の「New」ボタンをクリック。

netbeanside

pythonの位置を聞かれるので、先ほどインストールしたpythonのディレクトリ(デフォルトではC:直下)までたどり、python.exeを選択します。

netbeanside

そうするとパスが通り、NetBeansIDEからpythonを使えるようになります。

netbeanside

netbeanside

4.NetBeansIDEからpythonで”Helloworld”

先ほどは選択できなかったPlatfromでpython3.4.2が選択できるようになっているはずです。これでプロジェクトを新規出来ます。

さっそく新規するとテンプレートに”Helloworld”を表示させるデモが入っています。ここからpythonのプログラミングすなわちパイソニングが出来ます。

netbeanside

まとめ

世の中には優秀なエディタもいろいろあるのでIDEに固執する必要はないのですが、やはり一つのソフトでいろいろ出来るのは楽です。

NetBeansIDEでpythonが使えるようになったことで勉強も捗りそうです。理解できるかは別として。

今回導入するプラグインは署名なしのプラグインなのであくまで自己責任でお願いしたいです。責任は取りかねるのでご了承いただきたいです。

しかし、pythonで何をするのかって?

@MINOにもよくわからないです。